得意先や商品のマスタが不要になった場合
楽一で得意先や商品のマスタが不要になった場合、取引データが存在する為すぐに削除する事はできません。
得意先、仕入先の場合は取引データが存在しない事、請求残高が残っていない事、元帳印刷が全て完了している事などを確認しましょう。
条件が整った上で以下の手順を行うと削除する事ができます。
削除したいマスタを訂正で呼び出す
まずは、不要になったマスタを処理区分”訂正”で呼び出します。
今回は「あらかわ商会株式会社」を例に進めていきます。
得意先状態区分を変更する
訂正で登録データを呼び出すと最初に得意先状態区分にカーソルが止まります。
登録データを一時的に使用しない時は【2:休止】、登録データそのものを削除する場合は【3:中止】を選んでください。(削除されるタイミングは運用情報の設定によって変わってきます)
このまま訂正を確定してもかまいませんが、もっと効率的な方法をお知らせします。
略号の訂正もしておくと楽になります
得意先の略号をそのままにしておくと、マスタ画面で呼び出しした時には表示されてしまします(中止から通常に戻せる様に)。
そこで、同時に略号を”中止”や”不要”と変更しておくと、中止にしたマスタがまとまるので見やすくなります。
略号がそのままだと状態区分が中止でもマスタの画面では表示されてしまう…
略号を中止にすると…
略号一覧では中止(ここでは頭文字の中だけ表示)の略号にまとめて表示されるので見やすくなります。
まとめ
マスタが増えすぎると選択画面の表示に時間がかかったり、集計処理、更新処理の際にも時間がかかることがあります。件数が多い場合は定期的にマスタの整理をおすすめします。